こんにちは!弘前店の佐々木です。
まずは宣伝から・・・
9日より「春のお墓なんでも相談会」を開催しております!
ぜひこの機会にご相談ください。
お待ちしております。
・・・ということで本題です。
お釈迦様の誕生は「凄い!」
仏教と聞いてまず思い起こされる人と言えば・・・
そうです!「お釈迦様=釈尊」ですよね。
釈尊は、本名をゴータマ・シッダールタといい、
ネパールの国・シャーキャ族の王子として生まれました。
母親(摩耶夫人)の右のわきから生まれ、
すぐに立ち上があったのち7歩あゆみ、
天と地を指差し「天上天下唯我独尊
(天上天下にわれほど尊いものはない)」と宣言しました。
この逸話はご存じの方も多いと思います。
人間の基本的な問題とは
その後、釈尊は叔母のマハープラジャーパティーに育てられ、
12歳の時に「弱肉強食」の世界を目の前にし
瞑想にふけるようになります。
釈尊の父、浄飯王はこの様子を案じ出家への道を諦めさせようと、
釈尊に毎日贅沢に満ちた生活を過ごさせました。
そんなある日、父王の勧めで釈尊は城の外へ遊楽に出ます。
そこで見たものとは・・・
まず東の城門から出たとき、見るからに衰えた
老人に出会い遊楽の気持ちも失せてしまいます。
次に南の城門から出た時は、病に苦しんでいる人に出会いました。
三度目に西の門から出た時は、死者を運ぶ行列に出会い、
そして四度目の北の城門を出た時一人の沙門(出家修行者)に
出会ったのです。
釈尊はその沙門の確固たる信念をもって生きる姿に感動を覚え、
出家への決意を強固なものへとしていったのです。
これが「四門出遊(しもんしゅつゆう)」というエピソードとして
語られるようになったのです。
まさに釈尊が目にしたものは「生老病死」という
人間の生命の基本的な問題を表現しています。
釈尊の教えでは、この「生老病死」の他に、
四つの苦を合わせた「四苦八苦」という言葉があります。
これは仏教の根本原理の一つだということです。
四苦八苦の考え方
四苦
生:生まれる苦しみ
老:老いる苦しみ
病:病気になる苦しみ
死:死ぬことへの恐怖の苦しみ
八苦
愛別離苦(あいべつりく)
:愛しているものと別れなければいけない苦しみ
怨憎会苦(おんぞうえく)
:会いたくない人に対峙しなければいけない苦しみ
求不得苦ぐふとくく)
:求めても満足に得られない苦しみ
五陰盛苦(ごおんじょうく)
:肉体にも心にも苦しみが起り、そこから逃れられない苦しみ
人生は確かに苦しいことばかり・・・
でもその先には必ず楽しいことや嬉しいこともあるはずです。
せっかくなので楽しみたいと思います。