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2024.11.21
お釈迦様の誕生

こんにちは!弘前店の佐々木です。

 

前回に引き続き、今回もお釈迦様について

お話したいと思います。

 

釈尊はわきの下から生まれた!?

釈尊はシャーキャ族の王、浄飯王と

その正妃である摩耶夫人の間に生まれました。

その逸話としてとても有名なお話があります。

みなさんもご存知なのではないでしょうか。

 

ある夜、摩耶夫人は夢を見ました。

それは聖なる六牙の白象が、眠っている

摩耶夫人の右わきから入ってくるという夢です。

それが王子のご懐妊を知らせる夢だったのです。

それから10ヶ月ののち出産のため里帰りの途中

ルンビニーの園で休息しました。

そこで美しく咲く花に手を伸ばしました。

と、その時!!摩耶夫人の右のわきから

王子(釈尊)が生まれ出たのです。

 

天上(てんじょう)天下(てんげ)唯我独尊(ゆいがどくそん)

この世に生を受けた王子は、なんと

生まれてすぐに立ち上がり7歩あゆみ、

天と地を指差して次のように

宣言されたということです。

「天上天下唯我独尊」

これは「天上天下に、われほど尊いものはない」

という意味だそうです。す、凄い!凄すぎる!!

そして、そのあとは普通の赤ん坊に

戻ったと伝えられています。

 

ちなみに釈尊が生まれたこの日、

天の神々は天界から花を降らし、

龍王は天から降りて冷たい水と温かい水で

生まれた王子を清めたと伝えられました。

この行いを「灌仏(かんぶつ)」といい、

現代の仏教においてもこれをもとにした

儀式が伝わっております。

 

(参考資料:早稲田大学教授 

大久保良峻 監修 「仏教と仏事のすべて」より)

 

ここまで拙い私のお話にお付き合い頂き

ありがとうございます。

このお話は当然言い伝えと言うことになって

しまうかもしれませんが、

仏教の開祖「釈尊」の凄さが感じられますね。

また次の機会がありましたら、

釈尊にまつわる別のお話もさせていただければと思います。




 

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