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2023.03.09
「春彼岸について」

こんにちは!やまと石材営業部の宮崎です。
今年は、墓石ディレクター1級合格を目標にし色々と勉強した内容を
 分かり易くまとめてブログにしてお届けしようと思います。

今回は「春彼岸について」です。

春彼岸は、毎年春分の日前後の7日間に行われるお彼岸の一つで
先祖を敬い感謝の気持ちを伝えることが大切な行事です。
その歴史は、古代インドから始まり中国を経て日本に伝わりました。

古代インドにおいては、仏教の中心的な行事の一つである「懺悔念仏」が行われていました。
これは、人々が自らの罪や過ちを懺悔し仏に供養をすることで冥福を得るという行事でした。
この懺悔念仏が仏教が中国に伝わる際に中国仏教に取り入れられお彼岸として発展していきました。

中国では仏教が広まるとともにお彼岸の習慣が広がり、
先祖を敬い、感謝の気持ちを伝える期間として定着していきました。
また、唐の時代には春分の日前後に行われる春彼岸と秋分の日前後に行われる秋彼岸が定められました。

日本においては奈良時代に入ってから仏教が伝わると共に合せてお彼岸の文化も定着しました。
平安時代には春彼岸にお経を唱える習慣が定着し、また桜花忌とも呼ばれるようになりました。
さらに江戸時代に至ると、お彼岸には「盆栽」を飾る習慣が生まれました。

現在では、春彼岸は先祖を敬い感謝の気持ちを伝えるためにお墓参りをすることが一般的です。
また自宅でお経を唱えたり、おはぎを食べたりすることもあります。

青森だと春彼岸時期はお墓が雪に埋もれてしまっているかもしれませんが、
雪解け後、是非感謝の気持ちを伝えるためお墓参りしませんか。


やまと石材営業部
宮崎
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