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解体付き墓つくり
2023.07.20
この言葉は仏教の言葉!



うどんによくかける調味料の【一味】が実は仏教用語というのは以外ではないでしょうか?

これは、仏様は場所や時間、相手の能力に応じて説き方を変えても、

相手が輝かしい人生を生きるために説くという、本質は同じであることを意味しているそうです。

 

 

次は【玄関】。

仏教の世界では、「玄」は奥深い悟りの境地を意味しており、「関」はその入口を意味した言葉です。

つまり、『玄関』は「悟りという玄妙な仏教の境地への入り口」を表したものだそうです。

『玄関』は、仏教が日本に伝来したと同時に伝わったと言われています。

当初は、寺院や格式の高い建物にのみ設置されていましたが、

時代が変化するととも庶民の家でも見られるようになったのです。

そして、今では『玄関』のある家が当たり前になり、人々の生活に馴染み深いものへと変化しました。

 

 

続いて【アバター】。

カタカナだから外来語だと思われがちです。

ゲームの仮想世界に存在する自分の分身をアバターと言ったりします。

そういえば「アバター」という映画も話題になりました。

実はインドの仏教からきたものです。『アバター(avatar)』は、

古代インド語の「アヴァターラ(avatāra)」を語源としています。

「アヴァターラ(avatāra)」は、「権化」「化身」の意味があります。

 

仏教の「権化」や「化身」は、仏や菩薩などが、人々を救済するために人間世界に現れる仮の姿のことです。

つまり、仏教の考え方では、仏の世界が「真の世界」で人間の世界が「仮想世界」になります。

しかし、現在「アバター」を使う場合は、人間世界を「真の世界」とし、

ゲームやアニメなど「仮想世界」の自分の姿を「アバター」と呼んでいます。

つまり、現在わたしたちが使っている「アバター」の意味は、仏教的な本来の意味とは逆になっています。

 

 

最後は【うろうろ】。

あてもなく歩き回ることを「うろうろする」と言いますが、これも仏教用語が語源なのです。

『うろうろ』は、漢字で「有漏有漏」と表します。「漏」とは、人から溢れ出る煩悩のことです。

つまり、「漏(煩悩)」が「有る」と書いて『有漏』なのです。

反対に、悟りを開いて煩悩がない状態を「無漏」といいます。

できるだけ煩悩を減らして、うろうろしないようにしたいものです。

津志田

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